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国旗 バングラデシュ 支援レポート
持続可能な農業普及のための農業訓練センター/期間:2005年8月〜
ボダ郡、カリガンジ郡で、有機農業を推進しています。バングラデシュでは1960年代から近代農業が推進され、大量に使わなければならない化学肥料や農薬などの経費が農家の家計を圧迫しています。そこで、貧しい農家の人々が有機農業に取り組めるよう支援し、家計の負担を減らすこと、収穫物で人々の栄養状態を改善することをめざしています。

カリガンジ郡の有機農業センターで行った農業研修。有機農業の最新情報について伝えた

村の農家の人たちに学んだことを伝えるリトンさん(写真左端)

リトンさんは、1月6日に「安全な食料のための最もすぐれた農業実践例」というテーマで、全国テレビの取材を受けた
更新 2017/02/06

有機農業の研修を実施。受講した住民が、さらに地元の農家に広めました

2016年12月4〜7日に、カリガンジ郡でHFW職員が、農家の住民を対象に農業研修を実施しました。前月にFAOによる農業研修にHFW職員が参加し、生産コストの抑制や有害な化学物質を使用するリスクなどについて学んでおり、今回はその内容と合わせて、有機農業の活用、生産量向上のための多品種栽培、収支記録のつけ方など、実践的な情報を参加者に伝えました。参加者は、「学んだことを実践できる人」という条件で募集し、6名の農家を選びました。

研修を受けた参加者は、その後1ヵ月で、さっそく学んだ内容を実践しています。自分で新たに有機農業を始めた人や、カリフラワーやキャベツなど虫がつきやすい品種を栽培していた人は、栽培時期をずらすことで以前よりも殺虫剤の使用を減らすなどしています。

参加者のひとり、リトンさんは、これまで単一品種しか栽培していなかったのですが、研修で多品種栽培について学んでからは、16種類の野菜や果物、ハーブなどの栽培を開始。多品種栽培は、気候のリスクを分散させ、土壌の劣化を防ぎ、栄養バランスが豊かな作物が収穫できます。リトンさんは、さらに殺虫剤を使う代わりに虫よけになるハーブの栽培も始めました。また、リトンさんは「ただ自分の健康のことだけでなく、村の人びとにも有機農業について知ってもらい、野菜や果物など有機の農作物を入手してもらえるようにしたい」と、地元で30名の農家に、自分の学んだ内容について伝えました。なかでも人気だったのは、有機たい肥の作り方でした。自家用だけでなく、販売用として需要が高いため、農家の現金収入につながることが期待できます。

HFWでは、今回の研修の参加者全員が実践できているかどうか丁寧にフォローしていく予定です。また、この研修内容について参加者から伝え聞いた地域の農家の住民15名が、より詳しい指導を希望しているため、次回の研修実施についても検討しています。

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Message from Bangladesh

研修で学んだことを生かして、より生産性の高い栽培ができるようになりました。たとえば、これまでは化学殺虫剤を購入していましたが、野菜と一緒に薬草を植えることで、殺虫剤を使用しなくて済みます。農地の柵も薬草や野菜で作りました。自分だけでなく他の農家の人たちも、私のようにコストと環境や健康へのリスクを下げる農業を行うべきと考え、今回受けた研修の内容を30名の人たちに伝えました。そのうち8名が特に関心が高く、実践してもっと学びたいと言っているのでHFWに研修を依頼しています。8名が関心をもってくれてうれしいです。農家の人同士で話すとモチベーションが高まります。 私は、カリガンジに有機農作物のお店を開くことが夢です。お店を開くとなったら、他の農家から農作物を集めるための仕組みも必要になります。今後この計画について、考えていきたいと思います。

シャカワット・フセイン・リトンさん(シャバリア村・40歳)



 

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