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国旗 べナン 支援レポート
栄養基礎調査/期間:2007年6月〜10月
アフリカにおける民主化のモデル国と評されるほど政治や治安が安定し、国全体の経済成長を期待できる西アフリカのベナン。一方で、食料不足などによって多くの人々が栄養不良に陥り、体力のない子どもたちが、下痢などの予防可能な病気で命を落としている現状があります。 そこでHFWは、活動地である南部のアトランティク郡ベト村で、保健衛生・栄養改善の分野で事業を進めていくため、栄養基礎調査を行いました。対象となったのは、ベト村とその周辺地域に暮らす5歳未満の子どもとお母さんたち962人です。

同じお皿からご飯を食べる子どもたち

調査段階から住民自身が参加し、 結果を今後の事業に生かしていく
更新 2008/04/15 

5歳未満の子どもとお母さんたちを対象に、栄養基礎調査を行いました。

調査結果から、15.6%もの子どもたちが危惧すべき栄養不良状態にあることが判りました。また、栄養不良を慢性化させている原因として、2つのことが見えてきました。

一つは食料事情。子どもたちの多くが母親と同じお皿からご飯を食べていました。母親の5人に3人は1日1食しか食べていません。1日1回の食事では、子どもたちの成長に必要な栄養を十分に得られず、慢性的な栄養不良の母親が育てている子どもの60%以上が低体重児でした。

もう一つの原因は、医療を受けにくい環境にあるということ。調査を受けた子どもの5人に1人は調査前1週間以内に下痢の症状を訴えていましたが、保健施設で治療を受けた子どもは1人もいませんでした。村から一番近い公共医療施設でも8〜9km離れており、医者にかかることが簡単ではない状況も、栄養不良を慢性化させる大きな原因となっているようです。

ベト村全体としては、食べ物が足りないわけではありません。しかし、調査から、必要な時期に必要な栄養を取っていない人が多いことが明らかになりました。伝統的に男性が先に食事をとる文化があるベナン。子どもたちが健康に成長していくためには、母親と子どもたちが、必要な栄養を適切なタイミングでとることが不可欠です。

今後、医療施設の整備にくわえ、HFWが運営する識字教室や幼稚園、学校など地域の施設を通し、住民に対して栄養の知識や衛生管理などの啓発を強化していく必要性が浮き彫りになりました。

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